BMI計算機(肥満度計算)の使い方
- 身長(cm)と体重(kg)を入力すると、BMIと肥満度の判定がすぐに表示されます。
- バーグラフで、自分のBMIがどの区分にあるかを確認します。
- 「正常体重の範囲」は、入力した身長でBMIが18.5~22.9になる体重です。目標体重を決めるときの参考にしてください。
- 性別と腹囲を入力すると、腹部肥満に当たるかどうかもあわせて判定します。
BMIの計算式と計算例
BMI(Body Mass Index、体格指数)は、体重を身長(メートル)の2乗で割った値です。
BMI = 体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)
たとえば身長170cm・体重65kgなら、65 ÷(1.7 × 1.7)= 65 ÷ 2.89 = 約22.5で、正常の範囲です。同じ身長で75kgなら、75 ÷ 2.89 = 約26.0となり、肥満1度に当たります。
BMIの判定基準表(本ツールの基準・日本肥満学会・WHO)
このツールの判定は、WHO西太平洋地域事務局が示したアジア太平洋基準をもとにした韓国肥満学会の区分(2022年診療ガイドライン)を使っています。日本肥満学会の基準やWHOの国際基準とは、区分の境目が一部違います。
| BMI | 本ツール(アジア太平洋基準) | 日本肥満学会 | WHO(世界保健機関) |
|---|---|---|---|
| 18.5未満 | 低体重 | 低体重(やせ) | 低体重 |
| 18.5~22.9 | 正常 | 普通体重 | 普通体重 |
| 23~24.9 | 肥満前段階 | 普通体重 | 普通体重 |
| 25~29.9 | 肥満1度 | 肥満(1度) | 過体重 |
| 30~34.9 | 肥満2度 | 肥満(2度) | 肥満Ⅰ度 |
| 35~39.9 | 肥満3度(高度肥満) | 肥満(3度) | 肥満Ⅱ度 |
| 40以上 | 肥満3度(高度肥満) | 肥満(4度) | 肥満Ⅲ度 |
日本肥満学会の基準ではBMI25以上が「肥満」で、BMI25以上の区分は本ツールの判定とほぼ同じです。違うのは主にBMI23~24.9の範囲で、日本の基準では普通体重ですが、本ツールでは「肥満前段階」と表示されます。アジア人は同じBMIでも内臓脂肪が多く、糖尿病や高血圧などの生活習慣病のリスクが高く出やすいことから、アジア太平洋基準ではこの範囲を注意が必要なゾーンとしています。
標準体重(BMI22)と正常体重の範囲
日本では、最も病気になりにくいとされるBMI22に当たる体重を「標準体重(理想体重)」と呼ぶことが多く、身長(m)× 身長(m)× 22で計算できます。身長170cmなら1.7 × 1.7 × 22 = 約63.6kgです。
本ツールの「正常体重の範囲」はBMI18.5~22.9に当たる体重の幅を示します。標準体重の一点だけでなく、健康的とされる幅を目安にしたいときに便利です。
腹部肥満の腹囲(ウエスト周囲径)の基準
BMIが正常でも、お腹まわりに脂肪が多い場合があります。本ツールは韓国肥満学会の基準で、腹囲が男性90cm以上、女性85cm以上のときに腹部肥満と判定します。
なお、日本のメタボリックシンドローム(特定健診)の診断基準では、腹囲男性85cm以上、女性90cm以上が内臓脂肪蓄積の目安とされており、男女の数値が逆になっています。日本の健診結果と比べるときは、この違いに注意してください。
腹囲は、立った姿勢で軽く息を吐いた状態で測ります。日本の特定健診ではおへその高さで、メジャーを床と水平にして測るのが一般的です。服の上からではなく素肌で測ると誤差が小さくなります。
BMI計算の限界と注意が必要なケース
- 筋肉量が多い人:スポーツ選手のように筋肉が多いと、体脂肪が少なくてもBMIは高く出ます。
- 高齢者:筋肉が減って体脂肪が多くても、BMIは正常と出ることがあります。
- 妊娠中の方・成長期の子ども・10代:成人用の判定基準はそのまま当てはまりません。日本の学校保健では、性別・年齢別・身長別の標準体重から求める「肥満度」で判定するのが一般的です。
体の組成をより正確に知りたい場合は、体組成計などで体脂肪率もあわせて確認するのがおすすめです。体重の単位を換算したいときは重さの単位換算ツールをご利用ください。